HDD? SSD?
パソコンのデータを記憶する部分『ストレージ』には、
HDDとSSDが最近は主流かと思います。
今回は『 HDD(ハードディスクドライブ)』と『 SSD(ソリッドステートドライブ)』
今回は、それぞれの特徴と差を解説したいと思います。
①速さ
速さはSSDの方が圧倒的に速くなります。
HDDは円盤を物理的に高速回転させて磁気ヘッドで円盤上のデータにアクセスします。
SSDはメモリチップ上のデータに直接アクセスするので、
物理的な時間が不要になり、データの読み出しにかかる時間が大幅に短くなります。
②容量と価格
容量に関しては最近はSSDも大容量の物もありますが、
価格に関しては、同じ容量ではHDDの方が安価の場合が多いようです。
容量の大きなストレージを比較的安価にご用意が出来るのはHDDかと思います。
OSの起動等には読み込みの早いSSDが、
動画や写真の保存など、大容量の物を安価に沢山保存したい場合はHDDが
向いているかと思われます。
③静音性
HDDは円盤を物理的に高速回転させてますので、物理的に音が出ます。
SSDはデータの読み書き時に駆動するパーツがない為、
障害で異音が発生することはありません。
④耐久性
HDDは可動部分がありますので、一般的には衝撃に弱く、
寿命も3年~4年程度といわれています。
SSDは可動部が無く、HDDよりも衝撃には強いかと思います。
HDDよりも寿命は長いといわれていますが・・
書き込み回数が増えると、
フラッシュメモリが劣化が生じますので、
寿命は短くなってしまいます。
頻繁な書き込み等は避けた方が、SSDの寿命を延ばすことになります。
特徴のまとめと、活用手段
特徴をまとめると下図となるかと思います。
SSD、HDDの特徴を把握し、
特性に合わせて使用するのも1つの方法です。
例えばPC内蔵のストレージはSSDを使用し起動を早くし、
保存は外付けのHDDを用意してSSDの負担を軽くし、
安価に大容量を保存する等です。
SSD、HDD両方を内蔵する商品を販売する会社もございます。
両方の特性をうまく活用することで、
PCを長く快適に使用をすることができるかと思います。
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