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CPUを簡単に解説

CPUを簡単に解説

『CPU』パソコンの性能にかかわる重要なパーツとなります。

ですがいろいろ種類があり、

初めてパソコンを購入する際には、

どれを選べばよいか迷ってしまうかと思います。


ここでは、一般的なCPUを簡単に解説をさせて頂ければと思います。

 

CPU2大メーカー 『Intel』『AMD』

CPUのメーカーで最もよく知られているのが、 『Intel』と『AMD』になります。

弊社でも基本的にはこちらの2社のCPU搭載の商品が主流となっております。

まずは、『Intel』のCPUから、簡単に説明をしたいと思います。

Intel Core i3~Core i9

現在の弊社の商品の多くはこちらのCPUを搭載しております。

非常に簡単にお伝えすると、Core i『〇』の括弧内の数字が大きいほど、

性能が上がり、複数の仕事やデータ量の多い仕事もこなせるようになります。

その代わり、料金も高くなります。


Core i3 : 一般的なビジネス用途向けのCPUです。

        ゲームや動画編集等をしないのであれば、快適なパソコンの動作が期待できます。

Core i5 :  コストパフォーマンスに優れたCPUです。

         ゲーミングPCからビジネス向けまで幅広く対応でき、汎用性の高いCPUです。

Core i7  :  ゲーミングPCや、 動画編集等データ容量の多い作業向けの、

         世代の中で最高クラスの性能を追求したCPUです。

Core i9 :  Intel社が2017年5月に発表した高性能CPUシリーズです。  

         Core i7の更に上位モデルとなります。

世代とは?

CPUには、Core i5-6500や、Core i5-8250U等の記載があります。

『6500』や『8250U』が世代と呼ばれる部分となります。

型番の数字は基本的に4桁となり、『Core i5-6500』は第6世代、

『Core i3-9300T』は第9世代となります。

10世代を超えた時から世代表示は2桁になり、型番の数字は5桁になっています。

『 Core i7-10510U』は第10世代となります。

基本的には世代の数字が大きいほど、近年に発売されたCPUとなります。


また『 Core i7-10510U』や『Core i3-9300T』の『U』や『T』にも意味があり、

CPUの対応機能を表しています。

( ノートパソコン向けの省電力モデル、 オーバークロック対応等)

基本的には CPUの世代が上がるほど、性能が向上するのが一般的ですが、

絶対ではないので、目安にしていただくのが良いかと思います。


Celeron

「コストを抑えながら基本的な業務をこなしたい」というニーズに応える製品です。

省電力・低価格が魅力ですが、

性能はCore iシリーズに比べるとかなり劣るため、

多くのアプリを同時に動かしたり、複雑な作業をしたりする用途には不向きです。

動画視聴や、簡単なofficeワークに向いています。


Xeon

主にワークステーション・サーバー用途向けに販売されているCPUです。

コア数が多く、高解像度の画像、動画編集や、高スペックゲームの開発向けとなります。

しかしながら、かなりの高額のCPUとなります。


AMD  Ryzen 3~ Ryzen 9

AMD社を代表するCPUとなります。

基本的に Ryzen 『〇』の数字が大きいほど性能が上がることは、Intel社と同じです。

Ryzen 3は一般的なビジネス用途向け、

Ryzen 9は 高画質の動画編集や高精細のゲームなど処理の負荷がとても高い用途で使われます。

尚、AMDもエントリーモデルとして、『 Athlon』というCPUもございます。


IntelとAMD、どっちがいいの?

基本的に、どちらが優れているというのは無く、用途によって検討をするのが良いかと思います。

簡単に両社のおおまかな特徴を挙げると下記になります。


・Intelは汎用性とゲーム性能が高い。

・AMDはクリエイターソフトの動作に

 れている。


汎用性ならIntel、動画作成、グラフィックデザイナーはAMDとなりますが、

近年2社の差はほとんどなくなっておりますので、

ご自身の用途、ご予算に合わせて選ぶのが良いかと思います。

CPU ここは確認して!

ここではチェックしておきたい、CPUの性能を記載させていただきます。

クロック数(周波数)

クロック数とはCPUが1秒間にどれだけの命令を処理できるかを表す数値で、

単位はHz(ヘルツ)です。

クロック数が大きければ大きいほど、たくさんの情報を処理することができるため、処理速度が速いCPUということになります。


クロック数 ⇒ 作業スピード


上記のイメージとなります。

コア数

コア数とは、命令の処理を行うコアをCPUに内蔵している数のことです。

複数のコアを内蔵することで、

CPUは複数の命令を同時に処理することができます。

コア数の多いCPUであれば、それだけ処理速度が向上します。


コア数 ⇒ 作業する人数


上記のイメージとなります。

 

スレッド数

スレッドとは、同時に処理できる作業単位のことです。

本来はCPUが同時に処理できる命令の数はコア数と同じですが、

負担の少ない命令を処理しているときは、コアの処理能力に余裕があるので、

その余裕を利用して処理する数を増やしているのです。 

  1人が複数のテーブルを利用可能で、手が空いた時に同時に2つの仕事が出来るイメージでしょうか。

 4コア4スレッドのCPUと比較した場合、4コア8スレッドのCPUのほうが効率良く性能を引き出し、

早く命令を処理することが可能になります。


キャッシュ

 キャッシュメモリと言い、一時的にデータを記録するメモリの一種です。

 パソコンに搭載されているメモリとは違って、高速にデータにアクセスできるため、

 キャッシュの容量が多ければ多いほど高速に処理を行えるようになります。


 キャッシュの容量が多いCPUは、一般的に性能の高いCPUというのが一般的な知識です。

 性能の高いCPUはキャッシュが多いと理解しておけばよろしいかと思います。


コア数、スレッド数、キャッシュは、インターネットでCPUの名前を検索すると、

表記しているサイトもございます。

ゲームをしたい、必要なアプリがある場合はそのゲームやアプリの推奨スペックを確認いただき、

PCを検討されるのもよいかと思います。

(ゲームの場合はGPUが重要になってくる場合がございます。)

用途に合わせてパソコンを選びましょう。

それでは良いパソコンライフを。

キーボード配列の変更方法